2006年09月18日

ディープインパクト 勝て!凱旋門賞6

ディープインパクトの逸話
皐月賞までは順調に勝ち進んだものの、速いスピード馬に特有の「蹄の薄さ」が問題になった。蹄が薄いと蹄鉄がうまく蹄に固定できないため、落鉄の危険性が高くなり、レースに際して不安要素になることから、装蹄師に相談して、最新の蹄鉄を装着することにした。その特殊蹄鉄は、標準のものと比べて極めて薄いものであり、なおかつ装締によって蹄に負担がかからないよう、従来の釘による装締を止め、クッションと新エクイロックスという特殊なパテで蹄に装着させたものである。ディープインパクトはこの蹄鉄で次走の東京優駿(日本ダービー)に勝利し、菊花賞も勝って三冠を制した。関係者の話では、特殊蹄鉄のおかげで三冠を達成できたということである。これは、「シンザン鉄」と呼ばれた特殊蹄鉄を用いて蹄の負担を軽減した先輩三冠馬シンザンに通じるところがある。

またディープインパクトの蹄鉄の減りは他の馬に比べて遅いという話がある。エアシャカールが2週間使用した蹄鉄とディープインパクトが3週間使用した蹄鉄を比べてディープインパクトの蹄鉄の方が減りが少なかった。これはかき込むような走り方でなく、きれいな飛びを持っている証拠とされている。もっとも、のちにはパワーが増したのか、蹄鉄の減り方は普通になったともいわれている。また、犬や猫などのように後ろ足で耳を掻くことができるほど体が柔らかいという(同じような行為は同じ三冠馬のミスターシービーにもあったという)。

心肺機能が他の馬より優れているのも強さの一つと考えられている。まず、心拍数が最大になったときの血液のスピードを「VHRmax」(単位はm/s・メートル毎秒)、ゴール直後から心拍数が100を切るまでの時間を「HR100」といい、前者は持久力を、後者は回復力を示すものである(前者は数値が大きければ大きいほど、後者は数値が少なければ少ないほどよい)。3歳以上の馬のVHRmaxの平均は14.6前後であるのに対し、ディープインパクトは菊花賞直前で16.0を示した。HR100も大抵の3歳馬は10分以上であるが、ディープインパクトは3分程度であった。

牧場にいた頃は集団では常に先頭を走っていて、他の馬が走るのをやめても自分だけは走り続け、ケガをしても走るのをやめなかったという。同じノーザンファームの同期生にはシーザリオ、ラインクラフト、カネヒキリ、インティライミ、ストーミーカフェ、キングストレイル、ローゼンクロイツ、ディアデラノビア、ペールギュント、ヴァーミリアンといったメンバーが名を連ねている。

自分の理想体重を知っているのか、カイバの食べる量を自分で調整することもあると関係者は語っている。

日本では2007年に産まれてくる産駒から個体識別のためにマイクロチップを埋め込むことが義務付けられるが(2006年に産まれた産駒や現役馬は順次導入予定)、フランスでは2006年から全ての出走馬にマイクロチップを埋め込むことが義務付けられており、凱旋門賞に出走予定のディープインパクトにも2006年7月2日、マイクロチップが埋め込まれた。これは日本産馬としては導入第1号となった。ちなみに、導入第2号はフランスに帯同したピカレスクコートである。

ディープインパクトの運
日本ダービーを勝つためにもっとも必要なのが運と言われるように、ディープインパクト自身も様々な強運振りを発揮している。菊花賞当日、午前10時頃から振り出した雨は、午後1時頃にピークとなり、ターフにも湿りが目立っていたが、メインレース直前に突如晴れ間が差し込み、出走時にはすっかり晴れ上がっていた。そのおかげで馬場状態は良を示しており、人間でも馬でもどうしようもない一番の不安がなくなったと思われる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ディープインパクト 勝て!凱旋門賞5

ディープインパクトの競走成績

年月日 開催 競走名(グレード) 枠・馬番 オッズ 着順 距離 タイム(上り3F) 着差 騎手 勝馬/(2着馬)

2004 12. 19 阪神 2歳新馬 4枠4番 1.1(1人) 1着 芝2000m(良) 2:03.8(33.1) 4馬身 武豊 (コンゴウリキシオー)

2005 1. 22 京都 若駒ステークス 4枠4番 1.1(1人) 1着 芝2000m(良) 2:00.8(33.6) 5馬身 武豊 (ケイアイヘネシー)

3. 6 中山 弥生賞(GII) 8枠10番 1.2(1人) 1着 芝2000m(良) 2:02.2(34.1) クビ 武豊 (アドマイヤジャパン)

4. 17 中山 皐月賞(GI) 7枠14番 1.3(1人) 1着 芝2000m(良) 1:59.2(34.0) 2 1/2身 武豊 (シックスセンス)

5. 29 東京 東京優駿(GI) 3枠5番 1.1(1人) 1着 芝2400m(良) 2:23.3(33.4) 5馬身 武豊 (インティライミ)

9. 25 阪神 神戸新聞杯(GII) 6枠9番 1.1(1人) 1着 芝2000m(良) 1:58.4(34.1) 2 1/2身 武豊 (シックスセンス)

10. 23 京都 菊花賞(GI) 4枠7番 1.0(1人) 1着 芝3000m(良) 3:04.6(33.3) 2馬身 武豊 (アドマイヤジャパン)

12. 25 中山 有馬記念(GI) 3枠6番 1.3(1人) 2着 芝2500m(良) 2:32.0(34.6) 1/2馬身 武豊 ハーツクライ

2006 3. 19 阪神 阪神大賞典(GII) 2枠2番 1.1(1人) 1着 芝3000m(稍) 3:08.8(36.8) 3 1/2身 武豊 (トウカイトリック)

4. 30 京都 天皇賞(春)(GI) 4枠7番 1.1(1人) 1着 芝3200m(良) R3:13.4(33.5) 3 1/2身 武豊 (リンカーン)

6. 25 京都 宝塚記念(GI) 6枠8番 1.1(1人) 1着 芝2200m(稍) 2:13.0(34.9) 4馬身 武豊 (ナリタセンチュリー)

良…良馬場、稍…稍重馬場、重…重馬場、不…不良馬場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ディープインパクト 勝て!凱旋門賞4

ディープインパクトの戦績 4歳時

ディープインパクトの2006年初戦は阪神大賞典。デルタブルースやトウカイトリックを寄せ付けず3 1/2馬身の差で優勝。ゴール前では武豊が手綱を弛める余裕があり、ディープインパクトは順調なスタートを切った。

4月30日、続く本番の天皇賞(春)ではスタートでは前年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)同様に出遅れたが、道中は最後方から2番手の位置で折り合いをつけ、3コーナー付近から徐々に進出を開始し、4コーナーで先頭に起つとそのまま後続を全く寄せ付けず2着のリンカーンに3 1/2馬身の差を付け優勝、75.3%のレース史上最高の単勝支持率に応えた。勝ち時計は3分13秒4で、1997年の第115回競走でマヤノトップガンが記録した3分14秒4のレコードを1秒更新した。なおこのタイムは芝3200mにおける世界レコードである。レース後の記念撮影で武豊は指を4本立てた。この時に2着に入ったリンカーンに騎乗した横山典弘をして、「(リンカーンは、生まれた)時代が悪かった」と言わしめるほどの内容だった。

5月8日、凱旋門賞出走に向けたディープインパクトの海外遠征プランが発表され、その前哨戦として6月25日に京都競馬場で開催される第47回宝塚記念に出走することとなった。事前に行われたファン投票ではディープインパクトは89,864票を集め1位となり、単勝支持率も天皇賞(春)に続きレース史上最高の75.2%をマークした。当日の京都競馬場は雨で馬場が悪くなっていたがディープインパクトはここでも後方から徐々に進出を開始、直線では馬場外目を鋭く伸び2着のナリタセンチュリーに4馬身差を付け優勝した。そして同競走を優勝したことで史上7頭目にして史上最速の10億円ホースとなった。レース後の記念撮影で武豊は指を5本立てた。

7月10日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された「トップ50ワールドリーディングホース」でディープインパクトは125ポンドに評価され、前年の凱旋門賞優勝馬で当年はタタソールズゴールドカップ(愛G1)に勝利したハリケーンラン、また前年のブリーダーズカップ・ターフの覇者で当年はコロネーションカップ(英G1)を制したシロッコと並び、ランキングが設立された2003年以降、日本馬として初めて首位にランクされた。

8月9日、ディープインパクトは凱旋門賞出走のために帯同馬のピカレスクコート(牡4 栗東:池江泰寿厩舎)と共に出国し、フランスに到着した。

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ディープインパクト 勝て!凱旋門賞3

ディープインパクトの経歴

2歳、3歳
2004年12月19日阪神競馬の2歳新馬戦(芝2000m)でデビュー。上がり3ハロン(=600m)を33秒1で駆け抜け、2着のコンゴウリキシオー(後に重賞きさらぎ賞・金鯱賞を制す)に4馬身の差を付けて優勝。

続く京都での若駒ステークス(2005年1月22日)は直線で一気に突き抜け5馬身勝利。この勝ちっぷりで、ディープインパクトの名が一気に全国区となった。続く3月6日の中山での弥生賞。関東では初出走となったが2歳王者のマイネルレコルト(3着)や京成杯を制したアドマイヤジャパン(2着)以下に勝利し、クラシックの最有力馬に躍り出る。

4月17日、中山での第66回皐月賞では、レース開始直後にいきなり躓き落馬寸前まで追い込まれ後手を踏み、最後方からの競馬になるが、17頭のライバルを横目に最後は2着のシックスセンスに2馬身半差をつけ勝利。勝利ジョッキーインタビューで武豊は「いや、もうパーフェクトですよ。走っているより飛んでいる感じだったんで」と言葉を残した。無敗での皐月賞制覇は2001年のアグネスタキオン以来、史上16頭目。そしてレース後の記念撮影で武豊は指を1本立てた(シンボリルドルフの三冠競走で主戦騎手であった岡部幸雄が行ったパフォーマンス)。


ディープインパクト(2005年5月29日、東京競馬場にて、東京優駿(日本ダービー))こうして迎えた5月29日の東京での第72回東京優駿(日本ダービー)。左回りコースは初出走となったが単勝支持率は73.4%(オッズは1.1倍)とハイセイコーの持っていた当競走における単勝支持率最高記録を更新する人気となった。スタートは、またしても皐月賞同様に後方からだったがその人気を裏切ることなく2着インティライミに5馬身の差をつけて、前年のキングカメハメハに並ぶ2分23秒3のレースレコードタイで優勝し、史上6頭目1992年(平成4年)のミホノブルボン以来となる無敗の二冠を達成した。レース後の記念撮影で武豊は指を2本立てた。

秋初戦となる阪神での神戸新聞杯ではトウショウボーイのレースレコードを更新する1分58秒4の勝ちタイムで楽勝。


2005年10月23日京都競馬場にて、菊花賞そして三冠のかかった10月23日の第66回菊花賞。前々日発売の金曜日時点での単勝支持率が90%を超えるなど、まさにディープインパクト一色となった。レースではスタート後からホームストレッチを過ぎるあたりまでかかり続けた(武豊の証言によれば、一周目のゴール板を正規のゴールと勘違いしてしまったとのことである)。バックストレッチでは落ち着きを取り戻し、直線に入ってからはいつものすばらしい切れ味を見せ、上がり3ハロン33秒3の脚を繰り出し、2着アドマイヤジャパンに2馬身差をつけて優勝、史上2頭目の無敗での牡馬三冠馬となった。レース後の記念撮影で武豊は指を3本立てた。

菊花賞の単勝支持率は79.03%であり、この支持率は菊花賞としては1963年のメイズイ(6着)の83.2%に次ぐ史上2位、菊花賞優勝馬としては1943年のクリフジの75%を超える史上最高であった。単勝の配当は100円に対して100円で、GI級競走での元返しは1965年天皇賞(秋)のシンザン以来、40年ぶりの記録となった。また、入場者数は前年の同レースと比べて182%となる13万6701人を記録し、菊花賞記録となった。京都競馬場の入場者記録としては、レディース待遇のあった1995年のエリザベス女王杯に次ぐ、史上2位の記録である。馬券の売り上げも前年比112.2%を記録した。さらに、全ての馬券において、ディープインパクトが絡んでいる馬券は、売り上げの89%を超えた。


第50回有馬記念(2005年12月25日撮影 ハーツクライの2着に敗れ、連勝記録が『7』で途絶える)12月25日、史上初となる無敗でのグランプリ制覇がかかった、古馬と初対決の有馬記念に出走した。レース当日の中山競馬場には、16万人もの大観衆が押し寄せ、単勝オッズは1.3倍を記録したが、ハーツクライの前に半馬身及ばず2着に敗れ8戦目にして初黒星を喫した。

JRA賞選考委員会の記者投票では最優秀3歳牡馬には満票(291票)で、年度代表馬では285票(残り6票はディープインパクトに初黒星をつけたハーツクライ)を獲得し、それぞれ選出された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ディープインパクト 勝て!凱旋門賞2

ディープインパクトの出自

父:サンデーサイレンスは日本競馬史上に残る種牡馬。母:ウインドインハーヘアは独G1のアラルポカルに優勝し、エプソムオークスでも2着に入った。半姉に、2003年にデビューから無傷の5連勝を飾り、6戦目のスプリンターズステークス4着を最後に引退したレディブロンド(父:シーキングザゴールド)、全兄に2004年のスプリングステークスを制したブラックタイド、全弟に2005年の東京スポーツ杯2歳ステークス3着のオンファイア。曾祖母ハイクレア(Highclere)は、エリザベス女王が所有し、1000ギニー、ディアヌ賞を勝ちキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス2着の名牝だった。この一族からは1989年のエプソムダービーなどを制したナシュワン、2003年のNHKマイルカップなどを制したウインクリューガー、2006年のマーメイドステークスを制したソリッドプラチナムがいる。

北海道早来町(現在の安平町)のノーザンファームで生まれたディープインパクトは0歳時にセレクトセールに上場され、全兄ブラックタイドと同じ馬主である金子真人に7000万円で落札された。馬体の薄さが嫌われてか上場されたサンデーサイレンスの産駒14頭のうち9番目の落札価格だった。この時、金子はその毛色と瞳の輝きに衝撃を受け、購入を決めたという。また多くの人々に強い衝撃を与える馬になって欲しいと思いを込め「ディープインパクト」と名付けた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


凱旋門賞に挑むディープインパクト(牡4、栗東・池江泰郎)が本番モードになってきたみたいですよ。17日朝は、直線1800メートルのダートコースで往路はハッキングというものをやり、復路のラスト3ハロンを15秒−14秒−約13秒5と軽く伸ばしたそうです。

手綱を取った池江助手は「15−15から最後に伸ばす指示で、いい雰囲気だった。気持ちも前向きになってきて、いつでも行ける感じ」と語り、市川厩務員も「言うことない出来。万全だね」と納得の表情だったみたいです。

1週前追い切りは、20日水曜にシャンティーの芝コースが閉鎖されるため、21日木曜に行う予定とのこと。池江泰郎師は「13日にロンシャンでやっているし、木曜でちょうどいいでしょう。1週前は助手を乗せて、直前追いは武豊騎手に乗ってもらう予定。ここまで寸分の狂いもなくきている」と明かしています。

また、装てい師の西内荘氏が18日にかけてインパクトのてい鉄を打ち替えるんですって。同氏は「前回替えてから3週間たちますが、調教でも足音を立てないディープの特性に加え、こちらの馬場は軟らかいこともあるので、あと2週間このままでも大丈夫なほど」と語っている。

あの独特の装ていですよね。
落鉄なんでしませんように。
好事魔多しですからね。

posted by まか at 21:59| ディープインパクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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